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弊社COO 入江直之著
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飲食店の起業初心者に向けて、個人で経営する小さな飲食店の経営と運営を、 判りやすい数字で説明します。
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(8)開業までの準備
1.オペレーションのトレーニング
・開業までの時間を使って、実際の店舗内での営業を想定したオペレーションのトレーニングを行なう必要があります。そのためにも、店舗工事のスケジュールは余裕を持って、開業の1週間〜3日前ぐらいまでには、ある程度店内が使えるような段取りを組んでおきましょう。
・接客サービスについてのトレーニングももちろん必要ですが、絶対必要なのがキッチンでの作業を想定したオペレーションのトレーニングです。開業の2日か3日前に、料理の仕込みと営業のトレーニングを兼ねて、親しい人たちだけを招いた半日ぐらいのレセプション営業を行います。ここで実際の営業に近い状態でどんな問題が起きるかをチェックし、それを1日か2日で修正してオープンに臨みます。
・サービス側のトレーニングは、ロールプレイングを中心に行いましょう。こうしたトレーニングをキチッとやっておかないと、実際に営業を始めてお客様が来店してから、トラブルが続出してお客様を逃してしまうことにもなりかねません。
2. 販売促進の計画を立てる
・開業時には、地域の人たちに店を知ってもらうことを目的に、宣伝広告などの販促計画を立てておきましょう。
・販促の方法には、店舗周辺でチラシや割引券を配ったり、新聞に折り込み広告を入れたり、インターネットやフリーペーパーなどへのクーポン広告を出したりと、いろいろな手法があります。
・特に、近年は地域密着型のフリーペーパーによるクーポン販促が効果があり、ある程度インパクトのあるクーポン券を付けることで、それなりの集客効果は期待できます。
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