フード業界のプロフェッショナルをネットワークしています
お問い合わせ
真のナポリピッツァ協会
日本支部
タベモノ生活
フードサービス
サポートプロジェクト
EATWORKS
presented by
商業環境研究所
弊社COO 入江直之著
数字で読み解く
「小さな飲食店の儲け方」
飲食店の起業初心者に向けて、個人で経営する小さな飲食店の経営と運営を、 判りやすい数字で説明します。
ご購入・詳細こちら
フードプロネットがお薦めする、こだわりの手づくりお菓子とお茶のネットショップです
トップページ
>
フードノウハウ
>
飲食店開業フロー
>(3)店舗物件を検討する
(3)店舗物件を検討する
1. どのような立地に出店するか
・店舗が出店する立地のタイプには、大きく分けて「都心・繁華街タイプ」と「郊外・住宅地タイプ」があります。
・「都心・繁華街タイプ」は、店のまわりに多くの流動人口があり、潜在的な客数は多いですが、その分、家賃その他の初期条件が高く、損益分岐点が高くなりますから、売上が上がらなければ経営を圧迫します。
・「郊外・住宅地タイプ」の立地は、比較的大型の店を安く借りることが出来たり、駐車場を整備したりすることも可能ですが、「ついで利用」や「とりあえず利用」が見込めない場合が多く、確実にお客様を集めることが出来る業態を設定することが必要になります。
2. どのようなタイプの物件を選ぶか
・店舗物件は、「一般貸しビル内店舗」「商業ビル内店舗」「商業施設内店舗」「独立店舗」などのタイプに分かれます。
・それぞれのタイプによって、家賃条件や工事費用なども変わってきますので、計画している飲食店が、どのタイプの物件に出店するのが適しているのかを慎重に検討する必要があります。
・特に、駅ビルや大型スーパー、ショッピングセンターなどの「商業施設内店舗」については、いろいろと特殊な要因が発生しますから、その分野の専門家に相談する方が良いでしょう。
3. 物件を判定するポイント
・誰にでも判る「良い物件」は、当然ですが競争が激しく、家賃条件も高くなりますから、そう簡単に入手できません。かといって、周辺の相場より安い物件には、何らかの問題がある場合も多いものです。
・開業する店舗のタイプによって、どのような立地、どのような物件が良いか、規模はどのくらいがベストかなど、事前に最低限の基準を定めた上で物件を見ていかないと、物件の雰囲気に左右されて判断を誤る可能性があります。
・物件の最終的な判定は、事業計画書と試算表(10年間程度の事業収支計画)を作成し、それに沿って数値で検討していくことが大事です。
4. 物件情報を入手する
・物件情報を入手するには、一般不動産業者、店舗専門の仲介業者、設計・施工会社の紹介、その他の業者やコンサルタント会社の紹介など、いくつもの方法があります。
・大事なことは、それぞれの専門業者の得意分野を理解して情報を依頼すること、単に「良い物件があったら」ではなく、自分はどのような物件を探しているのかを正確に伝えること。また、紹介された物件に関しては、必ず理由をつけて、速やかに回答を返すことも大事です。
・本当に納得のいく物件が見つかるまで、ジックリと時間をかけて探すつもりになれば、良い物件は見つかるものです。
業種・業態を決める
商品をつくり上げる
店舗物件を検討する
各分野の専門家に
依頼する
資金調達を考える
スタッフを集める
物件契約と店舗工事
開業までの準備
オープン後に
考えること